STEP1
第1回 小説のルールと避けるべき事柄――「月」をテーマに掌篇を書いてみる
- 『小説――いかに読み、いかに書くか』後藤明生(講談社現代新書)
- 『文章読本』谷崎潤一郎(中公文庫)
- 『それでも作家になりたい人のためのブックガイド』渡部直己+絓秀実(太田出版)
第2回 名作を書き換えてみよう――名随筆家の文章を「わたし」流に
- 『みそっかす』幸田文(岩波文庫)
- 『ノラや』内田百閒(中公文庫)
- 『ピクニック、その他の短篇』金井美恵子(講談社学芸文庫)
第3回 効果的な書き出しと結末――長篇用・短篇用、それらの冒頭の違いとは?
- 『草枕』夏目漱石(新潮文庫)
- 『豊饒の海(第一巻「春の海」)』三島由紀夫(新潮文庫)
- 『アメリカの夜』阿部和重(講談社文庫)
- 『物語批判序説』蓮實重彦(中公文庫)
- 『岬』中上健次(小学館文庫)
- 『アカシア』クロード・シモン著 平岡篤頼訳(白水社)
- 『伴侶』サミュエル・ベケット著 宇野邦一訳(書肆山田)
- 『柔らかい土をふんで、』金井美恵子(河出文庫)
- 『公爵夫人邸の午後のパーティ』阿部和重(新潮社)
- 『光の領分』津島佑子(講談社文芸文庫)
- 『夜明けの家』古井由吉(講談社)
- 『トパーズ』村上龍(角川文庫)
- 『この人の閾』保坂和志(新潮文庫)
- 『ナチュラル・ウーマン』松浦理恵子(河出文庫)
- 『最後の吐息』星野智幸(河出書房新社)
STEP2
第4回 「私」の作品を読み返し、「私」の暴走を抑えよう――第1回課題「月」の作品に手を入れてみる
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第5回 会話文をどう書くか――会話文の種類、その使い方について
- 『小春日和』金井美恵子(河出文庫文芸コレクション)
- 『春琴抄』谷崎潤一郎(岩波文庫ほか)
- 『オペラ・オペラシオネル』蓮實重彦(河出文庫)
- 「幽(かすか)」(『幽・花腐し』)松浦寿輝(講談社文芸文庫)
第6回 複数の登場人物を動かしてみる――視点の定めかた――同じ場面を別の視点で書き分けてみると?
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STEP3
第7回 比喩の使い方──「比喩」はさじ加減がムズカシイ
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第8回 対象を詳しく書く――とことん「部屋」を描いてみる
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第9回 なぜ小説を書くのか──原稿用紙20枚の自由作品を仕上げる
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